龍言時間

地域の人柄にも触れる。土間クッキング

焼き魚や秋野菜を使った料理を取り分けてくれた。どれもご飯がすすむおかずばかり。お米も南魚沼の塩沢の一等米。新米の時期はこの地域の人でもいつもよりごはんを食べてしまうぐらい格別だそう。そんな話を聞くだけで、ご飯のおかわりをしてしまいそうだ。

日中は昨日おばあちゃんから聞いた、土間でクッキングに参加した。
この地域の食文化を守ってきたおばあちゃんと、一緒に料理をする体験をする。食材を切ってけんちん汁を作るだけでなく、出汁がしみた煮物やおばあちゃん自慢の手料理が美味しい。
雪国は冬が長いからその間も食料を蓄える保存という食文化が栄えたのだと教えてくれた。
おばあちゃんとの会話もこの地域の温かさを感じられ、雪国に馴染んだようでちょっと嬉しい気持ちになったり。
 
午後は、タクシーで20分ほどの魚沼の里へ。
雪室を見学するのが目的。
雪室で熟成されたお酒は洗礼されたすっきりとした味わいに仕上がるそう。

雪国に受け継がれてきた酒造りの知恵に触れ、雪はスキーや雪遊びだけじゃなくてエコであり、食材を美味しくすることを知る。可愛らしい包みや水引が見たくて立ち寄ったつつみや八蔵では、2階に図書室がありそこでも酒と食文化の書に触れる。「このあたりは、本当に酒と食に恵まれた場所なのだ」と改めて気づく。

夕食は、昨晩ryugonスタッフがおすすめしてくれたお食事どころ「一八」へ。
古き良き雰囲気を残したお店で食事を楽しみながらも地元の人たちの会話に耳を傾けるのも楽しい。

Reservation

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